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たまには映画の感想や真面目な記事もあるけど、基本的には漫画やゲームのキャラに傾倒する雑食性ブログです。

うっかり「トランスポーターⅡ」観てたら遅くなった;;
うわぁぁぁぁぁん!!!!!(号泣)
恐いよ!恐すぎるよ「歪みのアリス」!!;;(滝汗)
夕方の学校が恐くなったよ!!チェシャ猫いやぁぁぁ恐い!!白ウサギ恐い!!うわぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!(泣)
とことんダメみたいです。ごめんね・・・;


気を取り直して。
えー、小説をアップです。
身内ネタで悪いんですが、ガウタマの丹波勇気と南野エリカで(笑)
二人とも20歳の設定で;;



勇気が、出張から帰ってきた。
今年から正式にブッダ軍の事務員に就任したエリカは、笑顔で勇気を出迎えた。
「おかえり、勇気」
「ただいま、エリカ」
「司令官長さんが、すぐに報告に来るようにって言ってたよ」
「わかった」
勇気が司令室へ向かうのを確認して、エリカは勇気の旅行バッグを持って洗濯場へ向かった。

「出張お疲れ様。首尾はどうだった?」
「料理が美味しかったです」
「そういう事を訊いてるんじゃないわよ」
司令官長は長い髪を掻き上げ、足を組み直した。
「今のところジーザス軍は大人しいし、ユダヤ軍の意志は不透明なまま。マホメット軍とは友好関係保持。特に変わりはありませんよ」
「まぁ、あなたがそう思うならいいけど」
司令官長はため息をつき、時計を見た。
「これから1時間後に報告会議を行なうわ。もちろん、あなたにも出席してもらいます。遅れないようにね。それが終わったら、今日は休んでいいわ」
わかりました、と返事をして、勇気は司令室を後にした。

低い音を立てながら回る洗濯機を眺めながら、エリカは勇気の事を考えていた。
勇気と同じブッダ軍に入ったものの、パイロットと事務員では顔を合わせる機会が少ない。
勇気はちょくちょく会いに来てくれるが、勇気だって忙しいのだ。そう考えると嬉しくもあり、心苦しくもある。
いっそ、入らなければ良かったのかもしれない。そんな風に思ってしまう。
「エリカ」
不意に、勇気の声が聞こえた。
「わ、勇気!もう用事は済んだの?」
「“わ!”って何だよ」
「ちょっと驚いただけ。で、どうしたの?」
「これから、報告会議なんだ。それで・・・」
そこまで言って、勇気は言い淀んだ。言いにくい事なのか、困ったように頭を掻いている。
「それで?」
エリカが先を促すように訊く。
「それでさ・・・会議が終わったら、少し出掛けないか?」
「でも・・これからだと夜になるんじゃない?私は大丈夫だけど、勇気は帰ってきたばかりなんだし・・・」
「俺は平気だよ。じゃ、終わったら迎えに行くからな」
「うん、わかった」
エリカの了解の言葉を聞いて安心したのか、勇気は嬉しそうな顔をした。
「あ、ヤベ!遅刻する!それじゃ、また後でな!」
会議の時間まで間がないのか、勇気は慌てて走って出て行った。
「あの慌ただしさは変わらないなぁ・・」
エリカはくすりと笑みを零した。
洗濯機の回転は、いつの間にか止まっていた。

「悪い、エリカ!遅くなった!」
そう言いながら勇気が事務室に飛び込んできたのは夜の10時。
「仕方ないよ。会議お疲れ様」
エリカがイヤミ無く言った。
つい先程まで、約束は反古になってしまうのではと心配していた事はおくびにも出さない。
「待たせてごめんな。その代わり、とっておきの場所に連れてくからさ」

勇気が、ガウタマで移動しようか、と提案したが、エリカが断固として拒否したので、タクシーで行くことにした。

「勇気、ここ・・バーだよね?」
30分後、路地を入った所にあるバーに着いた。
エリカは、居酒屋などには行ったことはあったが、バーは初めてだった。
「いつもは大人数で宴会みたいな形だからさ。一度、二人きりでバーで飲みたかったんだ。最近、あんまり話してなかったし」
エリカは勇気の心遣いに少し照れ臭さを感じながら、嬉しい気持ちを押さえきれなかった。

扉を押して、バーに入る。
中はお客もまばらで、落ち着いた雰囲気がある。ゆっくりと話すには最適かもしれない。
促されるままにカウンターに座ったが、エリカは急に緊張してきた。
「勇気、私、バーなんて初めてなんだけど・・・」
「大丈夫。次第に慣れていくから」
エリカは、勇気に任せることにした。
「どんなお酒がいい?」
「軽めのがいいな」
事前に考えてあったのか、勇気はそれだけで、バーテンダーに何かを注文していた。

「“デザート・ヒーラー”と“バラライカ”で御座います」
バーテンダーがエリカの前に、赤いカクテルのグラスを置いた。
「わぁ!」
「デザート・ヒーラーって言って、甘口のカクテルなんだ。度数も、そんなに高くない」
「勇気のは?」
「俺のはバラライカ。エリカのより、度数は高いよ」
勇気のグラスは、白いカクテルだ。
「それでは、久しぶりの二人きりの夜遊びに」
「「乾杯」」

「ちょっと、化粧室に・・」
そろそろ帰った方がいいか、と勇気が思い始めた頃、エリカが中座した。
その隙に、勇気はバーテンダーに最後のカクテルを注文した。
エリカがどんな反応をするか、楽しみなようだ。

「エリカ、次のカクテルを飲んだら帰ろうぜ。もう時間も遅いし」
「そうね。それで?今度はどんなカクテル?」
勇気がバーテンダーに目配せすると、バーテンダーはカクテルを作りはじめた。
「きっと、気に入ると思うよ」
スッ、と、エリカの前にカクテルグラスが置かれた。
「“エリカ”で御座いますす」
「え・・・!?」
「俺から、エリカへの誕生日プレゼント」
「誕生日って・・」
「もうとっくに過ぎてるけど、俺はその時は出動中で祝えなかったからさ。せっかく20歳になったんだから、何かしてやりたくて。そしたら、エリカと同じ名前のカクテルがあるって知ったから」
「勇気・・・ありがとう」
思わず涙ぐんでしまったら、勇気は少し慌てていた。
勇気が自分の事を気に掛けてくれている。それだけで、十分だと思った。

本部に帰り、勇気はエリカを部屋まで送った。
「じゃ、また明日な」
「うん。また明日」
相手に“また明日”と言える事の喜びを、お互いに感じていた。

「勇気の気持ちは嬉しかったけど、あの乾杯のセリフはどうなんだろう・・」
勇気には言わないでおこうと思った一言である。




ご、ごめんなさい;趣味丸出しと言うか、確実に「バーテンダー」に影響されてますね;;(滝汗)
終わり方が納得いかない・・・!!(ジタバタ)
でも、司令官長さんは書いてて楽しかったvv
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Comment

 秘密にする

私の個人的な設定&妄想の産物で、趣味に走って、なんかもうやっちゃった感満載ですが;
エリカの声優担当の青東風さんからお言葉を頂けて嬉しいです(笑)
ガウタマ、本当に作ってほしいですよね・・・!!
蓮上 蒼月 | URL | 2006/11/18/Sat 21:50[EDIT]
小説読ませてもらいました。
20歳の勇気はすっかりかっこよくなっていてよかったですv
バーいいですね。
大人な雰囲気を感じます(笑)
青東風 | URL | 2006/11/18/Sat 20:06[EDIT]
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