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12/03のツイートまとめ
sougetu0331

南スーダンへの自衛隊派遣についての差止訴訟が気になってググってみたところ、札幌と大阪で提訴されてるのね。札幌は個人、大阪は市民団体が原告だけど、差止と損害賠償を求めてるのは同じ。ちょっとつらつらと考えてみたい。
12-03 22:46

まず、国の行為について訴訟を起こすには、処分性の有無が問題になる。処分とは、公権力の主体たる国又は公共団体が行う行為のうち、直接国民の権利義務を構成し又はその範囲を確定することが法律上認められている行為のこと。たとえば、運転免許の取消しとか建築確認とか。
12-03 22:51

では、国が自衛隊に対し、安全保障関連法に基づき南スーダンへの派遣命令をしたことは、処分に該当するだろうか?
12-03 23:05

もちろん、原告は該当すると主張する。しかし、派遣は自衛隊の任務であって内部的なものであり、運転免許の取消しのように直接国民に不利益を与えるものではない。したがって、処分性は認められない。
12-03 23:09

仮に処分性が認められたとして、差止訴訟では①裁量権の有無 ②他に適当な方法があるか が問題になる。で、①について安全保障関連法を探したんだけど、案しか見つからない…ので、ひとまず案を参考に見てみる。
12-03 23:26

裁量とは、行政庁の高度の専門技術的知識に基づく判断や政治的判断のこと。条文に「○○の場合は××しなければならない」とか書いてあると、裁量権の無い覊束行為にあたる。
12-03 23:30

さて、案では、その目的は我が国および国際社会の平和である。駆け付け警護の根拠条文は、11条かな?しかし「参加する場合には以下の事項に留意しなければならない」とあるだけで、特別な判断項目も見当たらない。したがって、裁量権が認められる。
12-03 23:40

続いて②他に適当な方法がない。これはつまり、法律に特別の救済が設けられていないこと。法案を見る限り、不服申立てや訴訟についての規定は無いので、他に適当な方法がないといえる。
12-03 23:43

まぁ、そもそも処分性が認められないと本案(違憲性)の話にならないので、派遣命令が処分性を有するかが論点なわけだけれど。
12-03 23:48

ここまでが、本題に入る前の準備段階。余談ながら、ここで訴えが認められない場合は「却下」になる。本題に入った後で訴えが認められない場合は「棄却」になる。
12-03 23:50

さて、本案においては行為の違法性を主張する必要がある。裁量権が認められているので、行政庁に裁量権の逸脱・濫用があり違憲・違法であると主張する(たとえば、平等原則違反、重大な事実誤認など)。本件では、安全保障関連法は憲法9条に反し、それに基づく派遣命令は違憲であると主張する。
12-03 23:56

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